れたら、いまや即答の難しいところではあるけれど。
「事前に連絡を入れておくべきじゃなかったかしら? 今更だけれど、こちらから相談事をし
ようというのなら」
「その常識人みたいな発言には驚かされるばかりだけれど、残念ながら、携帯とか持ってない
んだもん、あの人」
「どうにも正体不明ね。不審人物と言ってもいいくらい。一体、何をやっている人なの?」
「詳しくはわからないけれど――僕や、戦場ヶ原みたいなのを、専門にしているんだって」
「ふうん」
全然説明になっていない説明だったが、それでも、戦場ヶ原は追及してくるようなことはし
なかった。どうせもう会うのだからと思ったのかもしれないし、訊いても無駄だと思ったのか
もしれない。どちらも正解だ。
「あら。阿良々木くん、右腕に時計をしているのね」
「ん? あ、うん」
「ひねくれ者なの?」
「先に左利きかどうかを訊け!」
「そう。で、どうなのかしら」
「…………」
ひねくれ者だっ……
(ò﹏ò)
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