第26章

な裏切り者と一緒にし

ないで欲しいわ。……でもまあ、確かに、私としては、もっと個人的なお願いの方が助かるの

は事実ね。お手軽だもの」

「だろうな……」

「いきなりこんなことを言われても、阿良々木くん、やっぱり戸惑っちゃうかしら? だった

ら、そう、ああいうのでもいいわよ。こういう状況じゃ、よくあるスタンダードな願いじゃな

い。ほら、その一つの願いを百個に増やして欲しいとか」

「……え? ありなのか? いいのか? それ?」

こういう状況じゃ、恥知らずだけが口にする、ものすごくスタンダードなタブーの一つとし

て、よくある願いじゃないか。

しかも自分から言いやがった。

服従宣言じゃん、それ。

「なんでも言って頂戴。出来る限りのことはさせてもらうつもりだから。一週間語尾に

『にゅ』とつけて会話して欲しいとか、一週間下着を着用せずに授業を受けて欲しいとか、一

週間毎朝裸エプロンで起こしに来て欲しいとか、一週間洗腸ダイエ……

(ò﹏ò)

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