第67章

ころで、動きを止めていた。こうなると、後頭部を抱

える形の左手は、僕が余計な動きを見せて自分の手元が狂わないようにという戦場ヶ原なりの

配慮なのかもしれないと思わせるほどの、手際のよさだった。

……せ、戦場ヶ原、ひたぎ。

お前、ホッチキス持ってないってだけで、ちっとも変わってないじゃん!

「あの子がどうかしたの、阿良々木くん」

「…………!」

おいおい……!

こんな嫉妬深い女なのか、こいつ……!

何て冗談みたいな情の深さなんだ……大体、そんな親しげなニュアンスなんてなかっただ

ろ、今の。後輩を呼び捨てにしただけだぞ? 自分の知らないところで自分以外の女子と知り

合っているってだけで、ここまでの仕打ちをされてしまうのか……実際に浮気とかしたら、僕

は一体、戦場ヶ原から、どんな目に遭わされてしまうんだ?

こんな恐ろしい目に遭っているけど、しかしこれはこれで、逆に、早く言っておいてよかっ

たと、安心させられるよ……

(ò﹏ò)

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