第4章

さがいつか身を滅ぼす気がしてしょうがないけどな……」

…………。

彼女である戦場ヶ原よりも先に、その後輩の神原とデートをすることになってしまった…

…。あのツンデレ女にしては珍しいことに、戦場ヶ原は神原には異様に甘いから、これが浮気

扱いされるということはないだろうが、これは意志薄弱の謗りをまぬがれないよなあ……。

ちなみに、そんな話をしている間も、手は繋ぎっぱなし、指は絡まりっぱなしである。さり

げなく振りほどこうと試みたのだが、スクラムのようにがっちり組みあっていて、びくともし

ない。なんだか知恵の輪みたいというか、関節技でも極められている気分だ。

蛇に絡まれてる感じ。

「けど、神原。一応、そのアウターの前は閉じとけ。山に入るのにへそ出しっぱなしってのは

いかさままずいだろ。クラッシュジーンズは――まあ、気をつけりゃ大丈夫なレベルか」

「ふむ。では仰せの通りに」

言われるがままに、上着のボタンを閉……

(ò﹏ò)

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