んな人
間の足跡なのだろう? 確か忍野は、その神社には近付いてもいないと言っていたから、この
足跡は忍野のものじゃないはずだ。神社は既に廃れてしまっていると言っていたから、そこの
なが
じっせん
ぬ
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関係者ということでもないだろう……。
変な奴らのたまり場になっている。
ことはないはずだけど。
「…………」
僕の左腕に付着している神原を見る。
こいつはこの通り、やけにガードの甘い、その癖可愛らしい女の子だからな……大丈夫だろ
うか。変な奴らと言うのが、文字通り変な奴らだった場合……僕一人にできることには限界が
ある。鬼の血が体内に残っているとは言っても、その血は僕の場合、基本的には新陳代謝や回
復力の方面にしか働かないのだ。
「ばるかん後輩」
「なんだ、らぎ子ちゃん」
「その左腕――どんな調子だ?」
「うん? どういう意味だ?」
「いや、何か変わったことはないかと思っ……
(ò﹏ò)
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