『理由を言うから――どこか、人目につかない屋内に連れて行って欲しい』、と。
理由。
何の理由?
蛇を――殺した理由。
切り刻んだ、理由。
まず最初に思い浮かんだのは神原の家だったが、神原がそれを言い出す前に、その案は僕が
心の中で勝手に却下した。何故なら、先述の通り、神原の部屋は、無法地帯、いやさ戦闘地域
と言っていいほどの散らかり具合だからである。あんな部屋を、純真無垢な中学生に見せるわ
けにはいかない。となると、必然的に、僕の家を選択するしかなかった。全く知らない場所で
は千石も不安だろうし、そこへ行くと僕の家なら、彼女も昔、何度となく遊びに来た場所であ
る。
「さて、それではエロ本でも探すか」
「それは男友達が男友達の部屋に遊びに来たときに発生するイベントだろうが! いいからお
前はその辺に座ってろ!」
「しかし阿良々木先輩の好みを把握しておくことは、私にとって無益だとは思わない」
「僕にとっては無益……
(ò﹏ò)
抱歉,章节内容不支持该浏览器显示~
【为了使用完整的阅读功能】
请考虑使用〔Chrome 谷歌浏览器〕、〔Safari 苹果浏览器〕或者〔Edge 微软浏览器〕等原生浏览器阅读!
谢谢!!!
铅笔小说 23qb.com