第47章

応援すること

しかできない自分がもどかしいわ」

「いや、ごめんなさいと謝罪することもできると思うけれど……」

しかし。

謝ってもらってもどうにもならない。

謝って済むなら警察はいらないのだ。

「困ってるっていうよりは、僕は今、とてもとても疲れてる感じだよ」

「確かに、いろはにへとへとみたいね」

「いろはにへとへと? 面白いな、それ……」

しかし、笑ってやる気になれない。

心に余裕がないのだった。

ともかく。

「おい戦場ヶ原……お前、本当にどういうつもりなんだよ」

「戦場ヶ原? それは私のことを指しているのかしら。それとも、お父さんのことを指してい

るのかしら」

「………………」

この女……この女だけは……。

いや、落ち着け、僕……今思っていることをそのまま口にしたら別れ話になってしまうぞ…

かな

はかな

あららぎ

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…。

「お父さん。阿良々木くんが呼んでいるわよ」

「ひたぎさ……

(ò﹏ò)

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