ゃ――俺の場合、厳密には匂いの薄い濃い
で判断してるわけじゃにゃいからにゃ」
「そうなのか?」
「実を言うと、あの建物から抜け出して、俺は最初、単独であの吸血鬼を追おうとしたんにゃ
――だから、多分、そのミスタードーナツって店のそばにも、行っていると思うんにゃ」
「なんだよ。そんな大事なことは早く言えよ」
コースの変更が必要じゃないか。匂いを探るという方法を取るならば、一度探したところを
探しても意味がない。
「すまん、忘れていたにゃ」
「………………」
同じコースを執拗に何度も何度も繰り返して巡る必要を切実に感じた。
「でも……匂いは途中で、ぷっつり途切れてたにゃ」
「途切れて――」
「追うのが無理ににゃったってことにゃんだが……だから人間、質問にゃ。あの吸血鬼は、
今、どのくらい吸血鬼としての能力を発揮できるんにゃ? 消えたり現れたり、影ににゃった
り闇ににゃったりできるんにゃら――はっきり言って、俺に……
(ò﹏ò)
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